退職後に困るのは住宅ローンとクレカ審査|住み替え相談で現実を知った話と事前準備

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会社を辞めると、自由な時間は増えます。

一方で、いざ何かを動かそうとした瞬間に「信用」という別の壁にぶつかることがあります。 私がそれを痛感したのは、退職後に発生したあるトラブルから引っ越し(住み替え)を検討し始めたタイミングでした。

「資産も十分にあるし、売却と購入のタイミングを合わせれば何とかなるだろう」

そう思っていたのですが、不動産屋に相談すると、想像以上に厳しい現実を突きつけられました。

この記事では、私が実際に言われた内容をベースに、退職後に住宅ローンが難しくなる理由と、クレジットカードを含めて退職前に準備しておくべきことを整理します。

(※審査基準は金融機関・カード会社により異なるため、最終判断は各社の公式情報をご確認ください)

先に結論:退職後は住宅ローンとクレカ審査が厳しい

結論から言うと、退職後は以下の2つが難しくなります。

  1. 住宅ローン(特に住み替えのための新規借入)
  2. 新しいクレジットカードの作成(特にゴールドなど上位カード)

私は「資産があればなんとかなるかな?」と思っていましたが、実際には審査で重視されるのは資産額そのものよりも、安定収入の継続性(与信)です。

この点を理解しておくと、退職前の準備の優先順位がハッキリします。

引っ越しを考えるようになったきっかけ:退職後に発生した「騒音問題」

そもそも、私は元々引っ越しを強く考えていたわけではありません。

ところが、退職後に隣へ“何でも屋”のような業態の方が引っ越してきて、騒音が増えました。
日中に自宅にいる時間が増えたことで、早朝から深夜までの作業音や人の出入りが想像以上のストレスになり、住環境を見直す必要が出てきました。

退職後は「生活の質」を整えたくなる一方で、こうした予期せぬ外部要因で引っ越しが現実味を帯びることもあります。

「売却と購入を同時にやれば何とかなる」と思っていたが…

住み替えでよくある発想が、以下の流れです。

  1. 今の自宅を売る
  2. 同時に新しい家を買う
  3. 売却資金で新居の購入を成立させる

私も最初はこのイメージでした。 しかし不動産屋に相談したところ、ざっくり次のように言われました。

  • 「売却と購入のタイミングを合わせるのは非常に難しい」
  • 「現実的には、購入側で先に動くために住宅ローンが必要になることが多い」
  • 「そしてお客様の状況(無職・個人事業主)だと、住宅ローンを組むのはほぼ不可能です」

売却は「いつ・いくらで売れるか」が読みにくく、購入は「良い物件ほど早い者勝ち」になりがちです。 そのため、タイミングを完全に揃えるのは机上の空論になりやすく、実務では“つなぎ”としてローンが必要になるケースが多い、という説明でした。

資産があっても難しい? 私が伝えた資産状況

ここで一つ補足です。不動産屋への相談時には、

  • 金融資産が「数千万円」程度あること(少しぼかして)
  • 自宅の価値が約3,000万円であること(査定済み)

この程度の情報を伝えました。 理由は、資産を正確に開示しすぎると、別のリスクが出てくることを懸念したからです。

まずは一般的な条件で相談し、必要があれば段階的に情報を出す方が安全だと考えました。 ただ、資産がそれなりにあることを示しても、話の核心は「収入の安定性」に移ります。

ここが、退職後に最も詰まりやすいポイントだと感じました。

なぜ退職後は住宅ローンが厳しくなるのか

不動産屋の説明を踏まえつつ、一般論として整理すると理由はシンプルです。

  • 住宅ローンは「返済能力」を長期間にわたって評価する商品
  • 評価の中心は、安定した給与収入(勤続・雇用形態)
  • 退職後・個人事業主・無職期間は、金融機関側から見ると不確実性が高くなる

資産があると安心しがちですが、銀行は「今ある資産」より「毎月の返済を継続できる確度(給与)」を重視します。 特に住み替えは、売却の不確実性も絡むため、なおさら審査が厳しくなるようです。

住宅ローンだけではない:クレジットカードも「会社員の信用」が強い

私は今回、実際にクレジットカードを新規で作ろうとして申し込んだわけではありません。

ただ、退職後に同じタイミングで考えたのが「もし今、新しいカードが必要になったら審査に通るのか?」という点です。

退職後は、

  • 税金・社会保険料の支払い(住民税など)
  • 日々の生活費の一本化
  • 旅行、ホテル、レンタカーなどの利用

など、カードがあると便利な場面が多くあります。 しかし、退職後の属性(無職・個人事業主)で、新規カード審査を通すイメージが湧きにくいのも正直な感覚です。

特に、ゴールドカードなど“格”が上のカードを狙うなら、会社員のうちに作っておくのが鉄則だと感じます。

退職前に準備しておくべきこと

ここからは「今からできる実務」の話です。 退職を考えている方、または退職後でも住み替えの可能性が少しでもある方は、次の視点で準備をおすすめします。

欲しいクレジットカードは退職前に作っておく

必要になってからだと動きにくくなります。特にステータスカード(ゴールド等)ほど、退職後の新規取得は難度が上がります。 退職後は“既存カードを大事に育てる”発想の方が現実的です。

私の場合は、楽天カードをメインで使っています。税金の請求書払いなど一部を除き、日常の支払いでポイントが貯まりやすいため、退職後の生活防衛として役立っています。

住み替えの可能性があるなら、退職タイミングを逆算する

「いつ辞めるか」で選択肢が変わります。 住み替えが絡むなら、退職前にローン審査の可能性を確認しておく方が圧倒的に安心です。

退職後の住み替えは「順番を分ける」前提で考える

売却と購入を完璧に同時にするのが難しいなら、現実的には例えば、

  • 売却 → 賃貸で一旦住む → 購入
  • 購入を急がず、賃貸を挟んで環境を整える

という選択肢もあります。
(住環境の問題が深刻な場合ほど、この“逃げ道”があるだけで精神的に楽になります)

まとめ:退職後に自由を増やすには、「信用」の準備も大事だった

退職後の暮らしは、時間の自由度が上がります。

一方で、住宅ローンやクレジットカードのように「新規の信用」が必要になる場面では、会社員の信用が想像以上に強かったことを実感しました。

今回の学びはシンプルです。

  • 住み替えやカードは、必要になる前に準備しておく
  • 退職後は「後から何とかする」が意外と難しい
  • 住環境の変化(騒音など)は退職後に起こることもある

これから退職・独立を考えている方は、お金の準備と同じくらい「信用面の準備」も一度点検してみてください。


※本記事は筆者の体験と一般的な情報をもとにまとめたものです。審査基準は金融機関・カード会社により異なります。最新条件は各社の公式情報をご確認ください。


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